営業キャッシュフローがマイナスでも投資価値あり?!
みなさんこんばんは。宇宙戦艦山本です。
早速ですが、ついにベトナム株を購入致しました!!
本当はこの購入について細かく話したいところなのですが、今日はしっかりとお酒を飲んで酔っ払ってしまったので、また今度お伝えすることにします。
さて、そんな酔っ払いでもさくさく語れるテーマとなると、自分が得意とする分野となるわけです。
私のことに興味を持った奇特な人は既にプロフィールをご覧頂いていると思いますが、私は社会人になってから10年以上金融マンとして大活躍しておりました。
大活躍しておりました。(2回目)
今日は、そんな金融マンとして大活躍し、半沢直樹にも一目置かれていた自分なりに、こんなテーマで行きたいと思います。
ずばり、キャッシュフロー(CF)。
株式指標って本当に色々あって悩ましいですよね。
PERとかPBRとかEPSとかAKB48とかmihimaru GT(←いつの間にか2013年に解散したらしい)とか、挙げればきりがありません。
私は決して株式投資に詳しいわけではないのですが、企業を見る上では財務内容を真っ先に見ます。
基本目線は長期投資なので、例えばPER等のバリュー株/グロース株といったところの判断はあまり考慮しません。
大事なのは
①健全な財務体質かどうか。
②将来性のある投資を行っているか。
この2点が最も重要だと考えています。
この2点を満たしている限り、基本線として会社は成長していくはずだと思っています。
そういう意味で、CFにはものすごく注目します。
CF計算書は、ご存じの通り、営業CF、財務CF、投資CFの3つからなります。
それぞれとても深いので、本当なら全部語りつくして朝まで生テレビを展開したいところですが、今日は営業CFを採り上げたいと思います。
さて、営業CFですが、少し詳しい人は「営業CFがマイナス=悪い会社」と思ってはいないでしょうか。
金融マンでも多くの人はそう思っています。
かく言う私もそう思っていました。
でも本当にそうなんでしょうか。
営業CFはいわゆる本業の収支です。
これがマイナスということは、本業で収支がマイナスということになります。
「ん-やっぱりヤバそう。山本、またお前嘘ついてるのか?というか、そもそも宇宙戦艦山本って名前がいい感じに滑ってて気持ち悪い。」
そんな声が聞こえてきました。
やめて。
営業CFってどんな項目から構成されているのか、今一度考えてほしいんです。
これらを足したり引いたりするんでしたよね。
まだ大事なものが他にもあります。
これらも営業CFの仲間で、いわゆる運転資金の元となる勘定です。
運転資金の増加は営業CFのマイナス要因です。
<問題>
「不良債権の増加だ!」「不良在庫の増加だ!」
真っ先にそれが浮かんだあなたは立派な融資マンです。
今すぐにでも銀行中途採用にエントリーしましょう。
確かにそういう可能性もあります。というかその方が多いのかもしれません。
でも、投資を検討しているのなら、この可能性も考えてもいいのではないでしょうか。
業容が拡大している。
儲かってるんです。忙しいんです。どんどん仕入れて作って売らないといけないんです。
これって投資先としてどうですか?
融資先としてはためらうことがあっても、投資先としてはもう少し掘り下げてみたいと思いませんか?
営業CFがマイナスであっても、運転資金が増加している先はちょっと注目してみるといいかもしれません。
売上高の増加も伴っていると、より良いですよね。
ただ、急激な運転資金の増加は粉飾決算の可能性もあr・・げふんげふん・・・
もちろん「営業CFプラスは素晴らしい」ということには違いないです。
ただ「営業CFマイナスが一概に悪いとは言えない。むしろ成長の可能性を秘めているのでは?!」と思ってみても面白いのではないでしょうか。
成長しているベトナムに投資するんです。
せっかくなら成長を見越した大きな夢のある投資をしてみてもいいのではないでしょうか。
こんな感じで、営業CFマイナスの2016/2017年から株価がぐーーんと伸びるところもあるかもしれませんね。
以上、とても説得力のある元金融マンからのメッセージでした。
p.s. 私のお小遣いは、営業CFがプラスの会社にぶっこみました。異論は認めない。